「変な家2」を読んで

「変な家2」を読んだ。前作に続き、没頭してすぐに完読してしまった。

「不思議だよな~」「なんか違和感があるんだよな~」と思われる各家達。それらの家単体でも十分に興味を引き付けられる。その違和感という点と点がどんどん繋がっていく展開に引き込まれる作品だ。

 

話が少しずれてしまうが、以前はまった本がある。

それが、下ヨシコ著「浄霊家相」という本。

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その本で紹介されているのが、本書のタイトルの通り、家相について。事故物件とはまた違うのだが、その家の家相が霊を引き寄せたり、霊自身が住み心地の良い家をその家主に作るように仕向けるという話も興味深い。違和感のある謎の空間や、不吉な土地柄など数々紹介されている。

実際、私自身、家族で住む予定であった家の家相が本書でも紹介されていて驚いた。それが、家族を二分する家相。この家を父が契約した後、両親は離婚した。その十数年後に本書に出会い、「あの時のあの物件…」と信ぴょう性の高さを実感した。

私はこういったオカルトな話が大好きだ。物件情報なんかを見ていても、この空間怪しい。この作りは霊が喜んでいるのではないか?と良からぬ分析をついしてしまう。

 

今回読んだ「変な家2」はフィクションである。だが、上記で紹介した「浄霊家相」に影響されているのもあり、すごくリアリティーを感じる。

もしかしたら、私自身も気付かないうちにミステリアスな物が含まれる家に住んでいるかもしれない。と思ったら、少しの好奇心が駆り立てられてしまう。