体質に合った方法で、心と体を整える

最近ドはまりしている「アーユルヴェーダ

私がアーユルヴェーダに凝り始めたきっかけとなった本、「アーユルヴェーダが教えるせかいいち心地よいこころとからだの磨き方」の続版を購入した。

それがこちら↓

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アカリ・リッピー著「実践版!アーユルヴェーダ365日こころとからだが整う、人生がきらめく智慧

 

前回の物よりも更に詳しく掘り下げられており、これは是非セットで読まなければならないなと思った。私自身、更にアーユルヴェーダの世界に引き込まれている。1度通して読んだが、それではまだ頭の中で整理ができていないのでもう一度自分のタイプと照らしあさせて読もうと思っている。

 

夏バテの原因

本書では、人それぞれの体質によって体に合うもの合わないものがあると説明されている。3つに分けられるタイプの内、私は鳥・虎の混合タイプだった。(本書では分かりやすく、鳥タイプ・虎タイプ・アザラシタイプと分けて呼んでいる)

 

私は毎年夏になると夏バテをする。夏バテ中は、食欲が落ちて疲れやすく、それに加えて人間関係も1年で一番絶不調となる。それゆえ夏は1年で一番恐れている時期だ。体調面よりも何より、人間関係の不調の方がきつい。占い好きな私は、「夏は運気が落ちるからな~」と思っていた。(今思えば、なんて浅はかな勘違い…)本書を読み、この勘違いに気づけた。私のタイプである、鳥・虎タイプが夏にエネルギーが強くなることによって夏バテの症状や、自分自身の気分のアップダウンが激しくなるのだそう。本当に全部当てはまっていた。

夏の間、食欲が落ちるので私の場合、味の濃いコッテリとしたものしか食べる気がしない。(ふつうは食欲が落ちるからソーメンとか?さっぱりしたものを好むのかもしれないが、私の場合は逆だ( ̄▽ ̄;))食べたいという意欲が全く湧かず、それでも体力が落ちない為にと。食べ物を口に入れては(異物を口の中でモゴモゴしているような感覚だった)飲み込み。無味乾燥に感じる食事。この感覚が永遠に続くのか?と思えて食事という行為がきつかった。

本書を読み、自分の体質に合わない、間違った食事が更に夏バテや人間関係(メンタル)の不調を悪化させていたのだという事に気づけた。

 

健康意識の勘違い?

私は、3年程前から東洋医学にはまり始めて、それで紹介されていた梅肉エキスを毎日常用している。梅肉エキスは、梅の強い抗菌作用によって体に良い働きかけをしてくれる健康優等生だ。

が、しかし。私の体質は特に秋に酸味のある食品は体に合わないと書かれていた。去年の夏は、特に夏バテがひどく、この時期から本書を読み始めたここ最近までの間、常飲していた梅肉エキスの量を増やして毎日飲んでいた。この頃から、顔中にニキビが絶えなくなり夏バテも一向に良くならない。仕事が休みの日は活動している時間よりも何もしないで横になっている時間の方が多いくらい。ひと様がこんな生活を見たら、「なんて怠惰な。」と思われてしまいそうだが、自分自身どうしようもなく体を動かす事が出来なかった。

本書を手に、自分の体質に合っていない酸味の強い食品であるこの梅肉エキスも良くなかったのかな?と。(梅肉エキスを飲み始めて(当初は)肌の調子が良くなってきたのを実感したり、悪いことばかりではないとは感じているので、完全にやめる必要はないかな…とは思う。)今は梅肉エキスへのこだわりをなくして、量を控えたり毎日飲むという習慣はやめている。

 

これまでの食生活を見直す

他にも、自分の体質に合った食材・合わない食材がたくさん紹介されている。

そして、季節によってもその分別はまた変わってくるそう。恒温動物である私たち人間だって、その季節に対応して、生活を変えていかなければならない。というのがすごく興味深い。

いきなり生活を変えるっていうのは、長続きを妨げる一因になってしまいそうなので…自分が心地よいと思う事から少しずつ実践していけたらなと思う。