最近、共感しかつ刺激を受けた本。
「話すチカラ」
TBSアナウンサーの安住アナと、安住アナが学生時代当時の先生であり、明治大学教授、齋藤孝先生との対談形式で「話す力」について語られています。
私自身、話す事にとても苦手意識を持っておりこの本を手に取りました。
やはり、社会に出る限り人とのコミュニケーション無くして生活はできません。
仕事でも、いつもそこに行きたくなくなる原因は、仕事内容や待遇がどうというのでなく、人間関係です。
その人間関係。
難なくこなす為に、よく言う「会話のキャッチボール」をお互いに気持ちよくできたらなと思います。
言葉を発する時のコツから、インプット・アウトプットのコツなどすごく分かりやすく、どれも共感できる表現で記されていました。
まず、会話する上で話題についていく、引き出しが必要です。
つまり、多方面に興味を持ち、知識、ニュース、流行りなどアンテナを張り巡らす事も、上手に話すコツとなります。
興味深い!共感!と思ったのが、、
人は30歳を超えるともう新しい音楽を受け付けようとしなくなるそうです。10代、20代までに影響を受けた曲だけで、一生を楽しめるというのです。
ただし、30代以降でも、6曲くらいは新しい曲を受け入れる余白があるといいます。その余白に新しい曲をねじ込む努力が大切です。
というもの。
実際、私は音楽もドラマも小説も、新しいものに興味が薄れているどころか、その世界に入り込めないでいます。
お気に入りの作品を、何度も繰り返し手に取る事が多いです。
すると、当然話題にもついていけない事も多々あります。
選択を固定化することに対して、
違うものに目を向けないと、新しいものが受け入れられない体質になってしまいます
とも表現されています。
その実像が私自身だと思います!!
職場で、「昨日のドラマ観た?」という話題についていく為に、「とりあえず観なきゃ」の私。
「何だかな」と思っていたそれも"受け入れ体質"を取り入れる為に必要だ!と感じました。
「話す」という事は、私にとって3本の指の中に入る程に苦手な分野です。
いや、1番苦手分野と断言できます!
これは、多分一生私に付きまとうと思います。
が、、こうやってポイントを頭に入れ、日々の努力をする事で少しずつでも克服できたら十分!
素敵な良書に出会う事ができました。